ノアコインはPOSによって配当される
暗号通貨(仮想通貨)はブロックチェーン技術に基づいて、取引内容を改ざんできない仕組みになっています。金銭の取引内容が保存されたデータ(ブロック)を時系列的にチェーンのように繋げていくことから、ブロックチェーンと呼ばれています。
金銭の取引内容が書き込まれて保存されるときに、世界中のユーザーから「その取引内容は正しいのかどうか?」の承認作業が行われます。その代表的な承認方式がPOW(プルーフオブワーク)とPOS(プルーフオブステーク)です。
ビットコインはPOW(プルーフオブワーク)を採用しており、一長一短ありますが、膨大なコンピューター計算量が必要なため中国などに存在するマイニング会社によって非常に多くの電力が消費されています。これが地球の環境破壊に繋がっており、ビットコインの問題点になっています。
一方、ノアコインはPOS(プルーフオブステーク)を採用しており、コインの保有者に対して利子を発行します。膨大な計算量が不要なため、無駄な電力が発生しません。また51%Attackによるリスクが少なく、価値が守られるように出来ています。
POS(プルーフオブステーク)を採用している代表的なコインはイーサリアムです。
ノアコインの配当(利子・利息)について
ノアコインはプレセール及びICOで購入した人にだけPOS(プルーフオブステーク)による配当を受け取れる権利が発生します。保持しているだけで複利配当が得られることが特徴のひとつです。
複利配当は1年目20%、2年目17.20%、3年目14.79%…と毎年配当利率が0.86倍(指数関数的に減少)に設定されていて、その配当は40年間続きます。現在の日本の銀行では考えられないような配当利率なので、保持金額によっては夢の利子生活も現実味を帯びてきます。
(これはノアコインの価値が変わらないと仮定してのお話になります)
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ノアコインの配当を受け取るには?
ノアコインの配当を受け取るにはまず前提として、ノアコインをプレセールもしくはICOで購入した人に限られます。ノアコインが初めて取引所(HitBTC)に上場された2018年3月13日以降にノアコインを購入した方は配当を受け取ることができません。
そしてノアコインのトークンを自分のウォレットに移動させて、1年間ノアコインを放置することが条件になります。そのウォレットから一部のノアコインでも外部に送金すると、配当の特権が失われてしまうので充分に注意してください。
以下、ノアプロジェクトからの公式アナウンスになりますので参考にしてください。
《配当について》
・ノアコインは初年度20%の配当(次年度以降の配当は指数関数的に減少)が得られ、配当は40年間付与されます。
※一部でもエアドロップされたアドレスからトークンを移動したり、売却されたりすると、配当は受け取れません。・初年度の配当は、Airdropでトークンを受け取ってから1年後に付与されます。次年度以降も、1年ごとに配当が付与されます。
・配当は、ICOプレセールおよびICOで購入頂いたノアコインの数量に対して付与されます。上場後に取引所から購入頂いた分につきましては、配当は一切つきません。
・トークン配布時に受け取ったアドレスから、ノアコインを一部でも他のアドレス宛に送付した場合は、それ以降の配当を受け取ることが出来ません。
・受け取った配当は、次の2通りの方法を選択することが可能です。
⑴配当をもらう元本はそのままにしておき、配当で得たノアコインを売却もしくは他のアドレス宛に送付する。(単利運用)
※元本の一部でもトークンを移動したり、売却されたりすると、配当は受け取れません。
⑵配当で得たノアコインを元本に加え、翌年度以降は複利で配当を受け取る。(複利運用)
ノアコインの配当を受け取るには、マイページに反映されているノアコインのトークンを自分のウォレットアドレスへエアドロップしましょう。
その方法についてはこちらの記事『ノアコインを専用ウォレットに保管する方法(エアドロップ、マイイーサウォレット)』をご覧ください。