今後30年バブルが続く国「フィリピン」

フィリピンというと「汚い」「治安が悪い」「おくれている」などといったイメージがないでしょうか?

確かに以前のフィリピンは日本人誰もがイメージするような貧しい国でしたし、世界からも「アジアの病人」とまで揶揄されていました。

 

しかしフィリピンは近年、急成長を遂げており、平均年齢23歳(日本は45歳)という若さゆえ、今後30年バブルが続く国と言われています。世界中の投資家が鼻息荒く注目しているのがフィリピンなのです。

世界193カ国で今後30年間の間に最も経済成長を果たすと言われています。

 

首都マニラや新しい街などは高層ビル、ホテルの建設、大型ショッピングモールが出来るなど、世界有数の都市へと変貌を遂げています。

アジア最大級のショッピングモール「モール オブ アジア」があるものフィリピンで、1日に20万人がそこでショッピングを楽しんでいます。
(ちなみに東京ディズニーリゾートは1日訪れる客は7.5万人です)

 

フィリピンはアジア圏で唯一英語が話せる国なので、欧米の大企業がコールセンターなどの業務をフィリピンにアウトソーシングしたり、多くのフィリピン人が海外に出て外貨を稼いでいます。

 

また、フィリピンの人口は40年間で3倍に増加しています。首都マニラの人口密度はなんと東京の3倍です。このような人口増加もフィリピンの圧倒的な経済成長を支えているのです。



アジア各国の人口推移

 

下の表は2016年の年齢別の人口統計ですが、高齢化が進み不安定なグラフになっている日本に対して、フィリピンは非常に綺麗でふっくらとした曲線を描いています。



2016年 フィリピンと日本の年齢別人口

 

【その他参考】
○首都マニラ(首都圏人口約1,288万人)面積299,404km2(日本の約8割)
○人口 :約1億98万人(世界12位)
○公用語 :英語とタガログ語(アジア唯一の英語圏)
○宗教 :キリスト教(ASEANで唯一)
○物価 :日本の1/5程度
○スマートフォン保有率108%
○銀行口座保有率30%(成人のみ)